聖餐会でどうしたらいいの (公式通知以外の点)
アジア北地域会長会から、新型コロナウイルスの予防措置の公式通知が出され、次の通知があるまで日曜日の集会は聖餐会のみとなりました。ステーク大会も行われず、ディボーショナル等多人数の集会も避けるよう勧告が出ています。(アジア北地域会⻑会公式通知: コロナウイルスの予防措置)
以下に引用する今回の通知は、医療・公衆衛生的に適切な対応だと感じています。
「⾼齢の会員,基礎疾患のある会員,または⾃分がより⾼いリスクにさらされていると感じるその他の 会員は,聖餐会に出席する義務を感じるべきではありません。」「すべての会員に,⼿洗い,うがい,いわゆる「咳エチケット」を守るなど,基本的な衛⽣予防措置に従うことをお勧めします。握⼿その他の⾝体的接触は避けてください。マスクの使⽤は,個⼈の判断で適切に対応してくださるようお願いします。」
聖餐会で集まるにあたり、通知に含まれない点で「これはどうしたらよいの?」と質問を受けました。個人的な見解(私の所属ユニットの方針にします)を紹介します。それぞれのユニットで話すときに参考にしていただいても良いです。
1. 何らかの症状があれば休む
- 咳や熱だけでなく、なんらかの体調不良を感じれば勇気をもって休みます。話の割り当てを受けていれば、指導者に報告し、代理を依頼します。
- 自分は症状が軽く済んでも、うつした相手が重症化することがあるための配慮です。
- 風邪症状をもつ出席者に帰宅療養を勧める際には、愛をもっておおらかに接します。(犯罪者のように責め立てない。ほとんどの場合新型コロナではなく怖くありません)
2. 聖餐のトレイはパスだけが持ち運び、出席者は手に持たない
- トレイが多数の手を介して回ると、それが感染の元となり得ます。
- パス係である神権者がトレイを持ち運び、出席者はパンまたは水のみをとります。
- パス係が通りやすいように、前後の席の間隔を広げてもよいかもしれません。
3. 聖餐のパン・水を準備する神権者は手指衛生を徹底する
- 神権者の手は石鹸手洗いで清潔を保っているべきであり、聖餐のカップをトレイにはめたり、パンを裂く直前に、こまめにアルコール消毒をすることが望ましいです。
- 手指衛生は普段から大切ですが、今は特に気をつけて、指導者が若い神権者と一緒に準備片付けをするのが良いかもしれません。
- カップを準備する際、途中で蛇口を触ったり、ズボンやネクタイを直すなどしたら、カップを再び触る前にアルコール消毒することを勧めます。
- 水洗い後のトレイは、洗った手はペーパータオルでふきます。タオルの使い回しは避けます。
4. ペーパータオルを使用する
- タオルやふきんの共有は避けます
5. アルコール消毒液を設置するならトイレ・玄関のドア付近
・ドアノブは皆が触り感染源となり得ます。ですが、アルコール消毒液が品薄な今、設置することは現実的に難しいかもしれません。
以上です。また何か気づいた点があれば更新します。
手洗い方法については、LDS Medical Japanのメンバーが記事を用意しましたので、参考にどうぞ。(手指消毒について)