河南 真吾 Kawaminami Shingo

高松地方部・徳島支部
徳島大学卒業
現在、国立大学の総合診療科助教, 県立病院の総合診療科医員として働く
特技は阿波踊り


高松地方部・徳島支部
徳島大学卒業
現在、国立大学の総合診療科助教, 県立病院の総合診療科医員として働く
特技は阿波踊り


【仕事内容】

家庭医療・総合診療の専門医・指導医として、100床規模の県立病院で外来・病棟・在宅診療をしながら、初期研修医や医学生の教育にも携わっています。
家庭医は、赤ちゃんから高齢者まで幅広く診療し、病気だけでなく心の相談、介護調整、予防医療も手がける総合診療医です。地域の学校や公民館に出かけて性教育や終活などの健康教室を行ったり、保健師や住民と交流して街づくりに関わったりします。


【この進路を選んだ動機や経緯】


陸上部員だった高校生時代、「もっと強くなり記録を伸ばしたい」「知恵の言葉を守る理由を科学的に知りたい」という想いから、自由研究課題でスポーツ栄養学を選びました。学んでいくうちに、人に健康のアドバイスをできる仕事がしたいと思うようになり、医師を志しました。


大学を休学して専任宣教師として奉仕する中で、人生の困難を抱えながらも笑顔が輝いている人々と出会いました。幸せは「病気があるかないか」で決まるのではなく、福音の光や心の持ち方、人間関係や生活環境など様々な要因が影響することを実感しました。
病気だけ診るのではなく、地域に根づき生活に関わっていける医師になりたいと思い、地域医療に深く関わるこの専門分野を選びました。


【クリスチャン医療者としてのやりがい・証】

主の導きに焦点をあて、いくつか紹介します。
初期研修医のとき、他県の医大に出張して自分のキャリアデザインを講演する機会がありました。伝道で休学したエピソードも盛り込んでいたのですが、なんと聴衆の医学生に教会員がいて、彼女が伝道を決心するきっかけになったのです。すごいですよね、この奇跡の出会いは!
ほか、自分が働く病院に次々と教会員が入院するという不思議な経験もしました。自分が担当医となって癒しの祝福を施したり、教会をお休みされていた方が病室で宣教師と会い、教会に足を運ぶきっかけになったり、尊敬する年配の神権者の素晴らしい最期に立ち会ったり・・。
医療者は、命の始まりや終わり・人生の分岐点といったドラマに踏み入るのを許される特殊な職種です。仕事そのものから自分の信仰が強められたり、人が主に近づくお手伝いができたりと、素晴らしい機会に預かれることに感謝しています。


【クリスチャン医療者としての悩み・試練】

仕事と教会と家庭のバランスを保つことって難しいです。
診療業務が終わっても、調べ物やカルテ書きが遅くまでかかり、学会などの発表準備もあります。仕事で忙殺されることを言い訳にして、家族への配慮や祈り・聖典がどんどん後回しになり、いつの間にか神様から遠く離れて歩いていることがあります。
みなさんにも試練の波があると思いますが、教会員医療者同士の交流が、信仰の支えになればいいなと思っています。


【伝道や教会の召しについてコメント】

試験地獄の医学部で休学することに、学業のハンデを不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。本当になんとかなります。
伝道の経験は、自分の人生を豊かにしてくれます。人の生死やカウンセリングに携わる医師の資質を高める宝にもなるので、ぜひおすすめです。

2.2018 updated